介護保険制度に栄養改善が予防給付として加わり、食事の重要性が再認識されています。
日本の栄養学は明治4年にドイツから伝えられましたが、終戦直後の食糧不足により極限まで悪化しました。その時、ララ(アメリカの宗教団体等でつくられたアジア救援公認団体)救援物資が1946年に配給され、多くの国民の命が救われました。
時を経て、現代は飽食の時代と言われ、栄養過多が様々な生活習慣病を引き起こすまでに至っています。
栄養は不足しても多すぎても健康に影響を及ぼします。特に加齢とともに食事量が減少する高齢者は、低栄養状態になるリスクを有しており、適度な栄養の摂取により病気の予防、健康増進に努める必要があります。
しかし、栄養バランスだけ考えるのも良くありません。高齢者にとって食事は大きな楽しみです。食べることによって五感を刺激し、身体機能、生きる意欲の維持が図られます。適切な栄養管理とともに、おいしい楽しい食事の提供によりQOLの向上を目指していく必要があります。
H.C.R.では「おいしい、美しい、簡単」をテーマに、高齢者の食事のメニューや料理に役立つ工夫・ポイントを紹介しています。
なお、H.C.R.2012では、2009〜2012年の同講座で紹介したメニューをすべて掲載した「高齢者むけの手軽な日々の食事」を刊行しました。
ご購入を希望される方は、本ホームページの「出版物のご案内」からお求めいただけます(1冊:700円<税込、送料別>)。
