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福祉機器開発最前線

福祉機器開発最前線

開発・研究がすすめられている最先端の福祉機器や技術を紹介します。

会場

東1ホール

日時

9月27日(水)~29日(金)

展示製品(50音順)

最先端の機器10製品を展示します。

 

(株)Ashirase
視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」

足への振動でナビゲートするスマートフォン連動型デバイス

 

靴に取り付ける機器とスマートフォン向け専用アプリが連携し、目的地までのナビゲーション情報を靴の中の振動を用いてお伝えします。聴覚や手を邪魔することなく、ユーザーが安全や周囲の確認などに無理なく集中できるよう、単独歩行をサポートします。
 【特徴】
 *目的地を設定した後は、スマートフォンをカバンなどに入れたままで利用可能です。
 *生活防水となっていますので、雨天でもご使用いただけます。
 *専用アプリケーションは随時アップデートしております

(株)エクサホームケア
CareWiz トルト

スマホで高齢者の様子を動画で「撮る」だけで身体機能を見える化

 

「CareWiz トルト」は、スマホで高齢者の様子を動画で「撮る」だけで歩行状態や口腔機能を見える化する、介護事業者向けの身体機能分析AIです。
歩行分析AIは5m歩行する様子を撮影、口腔分析AIは「パ・タ・カ」と10回発音する様子を録音するだけで、AIがわかりやすいレポートを作成します。転倒リスクや口全体の力などそれぞれ複数の項目を点数化し、改善ポイントやおすすめの運動を提案します。
これにより、利用者や家族の満足度向上や、スタッフ間で動画を通した意思疎通を図ることで情報連携が可能となります。また、提案の質が向上することで、新規の利用者獲得など売上向上にも寄与します。

(株)NTTドコモ
FEEL TECH (TM)

触り心地が共有できる新しいコミュニケーション

 

FEEL TECHTMは、モノに触れた時の触覚を相手の感じ方に合わせて共有する技術である。この技術により、映像や音、文字による表現では伝えきれなかったモノの触り心地を共有することを目指す。
システムは、モノに触れた時の触覚を把握する機器、他の人で再現させる駆動機器、両者を繋げる人間拡張基盤で構成される。本基盤を介すことにより、AさんからBさんへ触覚を共有する際、Aさんの触覚をBさんの触覚感度に変換して提示する。
また、様々なデバイスの相互接続も可能であるため、基盤に連携する各デバイスに関する技術をもつパートナー企業と連携し、実証実験ならびに商用化に向けて取り組んでいる。

志エンボディ(合)/愛媛大学
以心伝心

家族等がいなくても重症心身障害児者の想いを解釈・代弁します!

 

重症心身障害児者が容易に意思表出できる音声出力型会話補助装置(アプリ版VOCA)です。重症心身障害がある方と会話する場合、家族やご本人をよく知る支援者が解釈しながら読み取る方法が広く使われていますが、家族・支援者がいないと他の人では読み取れません。この製品は、家族・支援者の代わりに、ご本人の意図・想いを読み取って代弁するコミュニケーションエイドです。事前に伝えたいメッセージを音声で代弁(録音)しておくと、ご本人がいる場所・時間等に応じて、伝えたいメッセージの候補が自動で表示され、ご本人特有の身体動作をセンサーが感知して、複数の候補から一つの録音音声が決定・再生されます。

(株)コボリン
Hineru(ハイネル)、HineruChair(ハイネルチェアー)

自分で。自分の好きな姿勢に自由に姿勢を変えられる車いす

 

同じ姿勢を続けるのがつらいあなたへ。
手元のスイッチで姿勢を変えられるとしたら、どうですか?
伸ばす、ねじる、傾ける。
あなたの好きな時に、好きな姿勢をとることが出来ます。
姿勢は誰かに決められるものではなく、自分自身で決定しませんか?
ハイネルの名前の由来は身体を“ひねる”という特徴からきています。
Hineruと書いてハイネルと読みます。
一般的に普及している電動ティルト・電動リクライニングに加え、側屈(傾ける)回旋(ひねる)上下(伸ばす/縮める)という独自の機能を搭載しております。
体をひねって、伸ばして、気持ちよくなって「はい!寝る」で覚えてください。

(株)Spacial
見える補聴器

会話内容をARグラスに表示するソリューションです。

 

見える補聴器は、ARグラスに会話内容を文字起こしするソリューションです。
相手のしゃべった内容がARグラスで文字として表示されるので耳が聞こえにくい方でも会話をすることが可能になります。

ただの文字起こしだけではなく、翻訳することも出来るので翻訳機として使うことも出来ます。(開発調整中)

また、製品の説明とデモ用として弊社で開発している空中立体結像装置も展示します。
AIキャラクターが3Dで浮かび上がって、製品の説明と見える補聴器のやり取りのテストが出来ます。
SF映画のような体験とともに未来のコミュニケーションを感じてください。

Hapbeat(合)
Hapbeat

首にかけるだけで音を「体感」できるネックレス型デバイス

 

Hapbeat は東京工業大学で発明した張力式振動生成機構を用いることで、そのコンパクトな見た目からは想像できないほどパワフルかつ繊細な音の振動を表現することができます。Hapbeat を用いることで、聴覚障がい者の方にも、ボールをラケットで叩いた音や拍手音、選手や審判の話声、演者が舞台を踏みしめた音など、あらゆる音を身体で体感していただくことが可能です。またネックレス型であることから、ネームプレートのように会場の来場者にその場で配って使用していただくことも容易です。このように Hapbeat は性能と利便性を兼ね備えており、誰でも楽しめる観劇・観戦体験の実現に貢献します。

ピクシーダストテクノロジーズ(株)
VUEVO マイク&アプリケーション

「誰が」「何を」話しているかをリアルタイムかつ直観的に表示

 

「VUEVO(ビューボ)」は聴覚障がいや聞こえにくさがある方と聴者のコミュニケーションを円滑にすることで、日々の業務の課題を解決してもらいたいという想いから生まれました。

<できること>
・複数人との会話や会議などの場面で「誰が」「何を」話しているか理解ができる
・会話内容が保存でき、会話の振り返りや議事録としても活用できる(要約やwordダウンロードも可)
・雑談や何気ない会話の聞き取りにも手軽に使え施設でのコミュニケーションが活発になる

<利用シーン>
・施設でのレクリエーション
・利用者同士の雑談
・職員間の会議内容の記録や要約

<特徴>
・高性能マイクと使いやすさ
・PC/スマートフォン/タブレットに対応

(株)Mu-BORG/国立大学法人電気通信大学/横浜国立大学
サイボーグ義手プラットフォーム

組合せにより成長に応じ段階的に構成できる義手プラットフォーム

 

子どもから成人まで成長に合わせて段階的に組合せ可能な義手システムです。筋電義手とは、筋肉の信号を利用して装着者の意思で指を動かすことができる義手をいいますが、弊社の筋電義手は、他社製には無い個性適応学習機能を搭載しており、使用者の筋電パターンと義手の手指運動パターンを後天的に対応づけることで、義手を自在にコントロールすることができます。AIによって使う人の筋活動を義手が学習し、ご本人の使用時の筋活動に義手が合わせるため、筋活動が弱く適用が難しかった方にも利用が期待できます。また、電動モジュールは筋電のみならず様々なセンサに対して組合せ可能であるため、残存指などを用いて義手の操作が可能です.

(株)YAMADA
futto

世界初!ゴムの力でアシストする歩行筋サポートギア

 

「futto」は、運動学、解剖学に基づいた理論をもとに、歩行のプロセスを分析して開発した骨格筋サポートギアです。歩き始め、着地した時、歩行中など、それぞれの場面によって負荷がかかる筋肉が異なるため、一連の動作をサポートをすることは容易なことではありません。当社では、歩行に悩みを抱える多数の方々にヒアリングをしながら、場面ごとにもっとも必要な筋肉のサポートができるメカニズムを、実現することができました。超高齢社会である日本から世界へ、医療界・介護界・スポーツ界を変える新たな「歩行モデル」と、一人一人が人生を「歩み続けられるライフスタイル」をご提案します。