独立行政法人国民生活センターが、「手動車椅子の破損に注意ー使用中にフレームや車輪などが破損する事故が発生ー」を2020年3月19日付で報道発表しましたので、お知らせします。
この発表では、同センターが実施した、比較的安価で販売されている自走用手動車いすの強度テスト結果などをもとに、消費者へのアドバイスなどがまとめられています。
詳細は下の画像をクリックしてご覧ください！
また、報道発表資料の最後に記載されている「車椅子 これだけは実施してほしい点検項目一覧」(出典:日本福祉用具評価センター)もダウンロードできますので、ぜひご利用ください！
◆消費者へのアドバイス(報道発表資料p.12抜粋)◆
(1)手動車椅子をお持ちの方は、各部を詳細に点検し、破損や不具合がないか確認しましょう。破損や不具合が見つかった場合は使用を中止し、入手先や製造事業者等へ確認しましょう
(2)手動車椅子を入手する際には、今回のテスト結果を参考にするほか、JISマークやSGマーク等を取得している耐久性のある商品を選ぶとよいでしょう。
◆業界・事業者への要望(報道発表資料p.12抜粋)◆
（1）JIS や SG 認定等の推進と破損や不具合が起きた場合の対応窓口の設置等、消費者への適切な対応を要望します
（2）消費者が実施できる使用前の点検方法や定期的なメンテナンスの作業方法について、取扱説明書にわかりやすく表示すること、併せて消費者が定期的なメンテナンスを依頼できる店舗や相談できる窓口等の体制整備を要望します
国民生活センター2020年3月19日付報道発表資料
車椅子 これだけは実施して欲しい点検項目一覧
